Art in Living Space|《未来にワクワクしよう》ピーター・マクドナルド x Åbäke(アバケ)

Photo by Yukiko Koshima
Photo by Yukiko Koshima

《未来にワクワクしよう/ Celebrating The Future》は、イギリスで活動するアーティストのピーター・マクドナルドさんの絵をもとに、グラフィックデザイナーのÅbäke(アバケ)さんがデザインしたdear Meオリジナルの風呂敷とポストカードシリーズです。

未来にワクワクしよう/ Celebrating The Future

ピーター・マクドナルド Photo by Yukiko Koshima

dear Meのウェブサイトにもたくさんのドローイングを提供してくれているピーター・マクドナルドによるオリジナル・プロダクトとして、風呂敷とポストカードセットができました。これは、グラフィックデザイナーのÅbäke(アバケ)とのコラボレーション《未来にワクワクしよう/ Celebrating The Future》シリーズで、風呂敷の製作は「かまわぬ」さんが行いました。

ピーター・マクドナルドはロンドンを拠点に世界で活動するアーティストです。日本では、金沢21世紀美術館で1年間開催された個展「訪問者/VISITOR」(2011-2012) や東京・港区に2019年にオープンしたホテル「都シティ 東京高輪」のゲストラウンジ/レストラン〈and which?〉の壁画も制作しています。そのほか、ミュージシャンBuffalo Daughterとの音楽とアートの共同制作や、イタリアのデザイナー / アーティスト マルティーノ・ガンパーとのコラボレーションで家具やインテリアデザインを手がけるなど、領域を超えた作品も制作しています。

持ち歩いたり、飾ったり、いろいろな使い方ができる風呂敷は、私たちのコンセプトの一つにある「日常にアートを取り入れる」に相応しいものです。

AIT関連のイベントやアーティストユニットKOSUGE 1-16制作のモバイルミュージアムに乗せて、さまざまなイベントに出向いて販売します。プロダクトにまつわる話をスタッフから聞いたり、ぜひ実際にお手に取ってみてください。

子どものみなさんへ

この風呂敷は実用的な用途だけでなく、子どもたちがアートを身近に感じ、想像力を広げるきっかけになればとの思いから作られています。ピーターの作品に登場するたくさんのカラフルな頭の人たち。彼らはどこでどんなことをしているのでしょうか? ドローイングを見て感じたことを商品のパッケージに記載の方法で送ってくれたお子さんには、ピーターからお返事が届きます。

風呂敷を見ながら今までに見たことがないような遊びや生活、宇宙のどこかにある星や、行ったことがない場所について、ぜひたくさんのお話を考えてみてください。

風呂敷(部分)Photo by Yukiko Koshima


風呂敷(部分)

風呂敷セットでは、ドローイング作品のポストカードも4枚同封してあります。ピーターへお手紙を書いたり、テキスタイルの柄と照らし合わせて好きなモチーフを探して遊ぶこともできます。(ポストカードのみの販売もしています)

ポストカードセット Photo by Yukiko Koshima

かまわぬ

AITのある代官山にも店舗を構えている「かまわぬ」は、国内外のクリエイターとも数多くのコラボレーションを行っています。《未来にワクワクしよう》は、オリジナルの絵柄をデジタルプリントで製作していただきました。

風呂敷(部分) Photo by Yukiko Koshima

製作:株式会社かまわぬ
素材:コットン100% サイズ:68×68cm
販売枚数:限定100枚(売り切れ次第終了)

プロフィール
  • Peter McDonald / ピーター・マクドナルド
    ピーター・マクドナルドの絵画は、人々の日常のささやかな出来事がカラフルにユーモアのある表現で描かれている。そこには先生やアーティスト、美容師などさまざまな人物が軽やかな色彩で伸び伸びとしたグラフィックで表現されている。彼の絵画は漫画のようなシンプルさを備え、抽象になりかけ手前の具象の状態で揺らいでいる。原型、シンボリズム、私たちの不可思議なものを理解しようとする抵抗し難い性質を利用することで、このオルタナティヴの世界は見慣れたロジックや営みが存在する別世界のように見えてくる。
  • Åbäke(アバケ)
    Åbäke は2000年にイギリスのロンドンで設立された、分野を超えて領域横断的なアプローチをとるグラフィックデザイナー集団。パトリック・レイシー(イギリス)、ベンジャミン・ライヘン(フランス)、カイサ・スタハル(スウェーデン)、マキ・スズキ(フランス)がロイヤル・カレッジ・オブ・ロンドンで出会い、結成した。彼らの作品の多くはデザインの社会的な側面やコラボレーションがプロジェクトにもたらす強さに意識を置いたものになっている。