KOSUGE1-16 プッシュトイ《おしずもう》

《おしずもう》Photo by Yukiko Koshima
《おしずもう》Photo by Yukiko Koshima

アーティストユニットKOSUGE1-16が全国各地で行う、大相撲の仕組みを生かした「どんどこ!巨大紙相撲」から、dear Me オリジナルのプッシュトイ《おしずもう》が完成しました。

2018年に東京都北区にある星美ホームで、KOSUGE1-16による参加型ワークショップ「どんどこ!巨大紙相撲 星美場所」が開催されました。

KOSUGE1-16が全国各地で行う、大相撲の仕組みを生かした「どんどこ!巨大紙相撲」は、参加者が協力しながら180cmの巨大力士をダンボールから切り出し、土俵を叩いてたたかう紙相撲のトーナメント。

グループによってさまざまな彩りの力士たち。見た目だけでなく手の角度や足の形が勝負を分ける大事なポイント。KOSUGE1-16のアドバイスを聞きながらいろいろな工夫を試みます。

出来上がった力士を大きな土俵に上げて、一斉に土俵をどんどこ、どんどこ叩きます。白熱した試合では物言いが入り、みんなで審議する場面もありました。

ひとつの答えを見つけるのではなく、それぞれが感じたことを表現することができる余白がある「場」が生まれることが、「どんどこ!巨大紙相撲」の魅力でもあります。

「どんどこ!巨大紙相撲 星美場所」のワークショップレポートはこちらからご覧ください。

巨大紙相撲からプッシュトイへ

「どんどこ!巨大紙相撲 星美場所」から生まれたのが、dear Meオリジナルの力士型プッシュトイ作品《おしずもう》です。

一つ一つ、木目や色味が異なります

これまでのKOSUGE1-16の作品に見られるように自然の木の穏やかで優しい表情が残る《おしずもう》は、台座のボタンを押すと力が緩んでポーズが変化します。

dear Meとのコミッションワークとなるこちらの作品は限定10体で、それぞれにエディションナンバーが刻印されています。

ポーズはシコを踏む力士、両手を広げた力士の2パターン。一つ一つの力士は表情もそれぞれ異なり、強そうな力士や優しそうな力士が手描きで描かれています。
全てに力士に国技館の吊り屋根を模した専用の木箱も付いています。

まわしの色も、ラベンダー、グリーン、ブルーなどいろいろ

ワークショップを経て完成したプッシュトイ《おしずもう》。
作品を通してコミュニケーションを生み出すKOSUGE1-16ならではの仕掛けを楽しむとともに、その先にあるアーティストの思考や子どもたちについて考えるきっかけになれば嬉しいです。

(ご希望の方はカタログをお送りいたします。 CONTACTよりお問い合わせください)

Photo: Yukiko Koshima