(日本語) ディア ミーでは、障害や生い立ちなどにより、本来持っている力が発揮しづらい子どもたちや、学びの機会が相対的に限られた子どもたちを主な対象に、国内外の芸術家や専門家と協力して、100年後、さらにその先の社会をより面白く、より良く生きやすくするための学びの場を創造してきました。
アート作品を鑑賞しながら、あるいはアーティストの思考を起点に、大人も子どもも想像力を豊かにし、社会で起こっている出来事に思考を巡らせることは、複雑な世界を生き抜くための知となり糧となり得ます。
ディア ミーでは、子どもたちとアーティスト、そして国内外のアートやケアの専門家と築いてきたプログラムを継続するために、みなさまからの支援を募っています。
支援の方法はさまざまなプログラムの実施を直接サポートする『寄付』と、子どもたちとアーティストによるグッズや作品の『購入』からお選びいただけます。
(日本語) モバイルミュージアムでは、子どもたちとアーティストがコラボレーションしたオリジナルのグッズや作品を紹介しています。オリジナルグッズはオンラインで購入いただけるほか、アーティストKOSUGE1-16制作による持ち運び可能なモバイルミュージアムとしてさまざまな場所で対面販売を行います。グッズや作品の売り上げはアーティストへ還元されるほか、子どもたちにアートを届けるプログラムに活用されます。
グッズや作品は、オンラインショップ(STORES.JP)、また、AITの代官山オフィスで行われるイベントの際に購入可能です。不定期の外部イベント等へ、ディア ミーモバイルミュージアムが出張する場合もあります。
(日本語) 美術館エデュケーターの協力のもと、さまざまな環境下にある子どもたちや若者に向けた美術鑑賞を実施します。鑑賞に伴走する大人のファシリテーターの育成も行いながら、子どもも大人もお互いが見える「世界」の違いの面白さや多様さを発見できます。
(日本語) 新たに実施する、ニューロダイバーシティーを考えるプログラムCAT(Collective Amazements Troupe)で、ダウン症や自閉症など、多様な特性を持つ子ども・若者に向けた鑑賞・創作プログラム。
(日本語) 国内で活動する現代アーティストをゲストに招き、さまざまな子どもたちを対象にしたワークショップを開催します。楽しく創作するのみではなく、アーティストが社会を眺める視点を学び、「いま、ここから」世界を広げ、表現や発言することを通して、さまざまな考えや生き方に触れます。
(日本語) アーティストが実施するオルタナティヴな学びの場に参加する小学生をはじめ、さまざまな環境にある子どもたち同士を結ぶ交流プログラム
(日本語) ケアとアートを結ぶ先鋭的なプログラムを実施する海外の団体や美術館からアーティストやキュレーターを招き、子どもたちを対象にワークショップを実施できます。また並行して、そうした活動の理念やその背景にある社会的状況を大人たちが学ぶ講座を開催し、多世代への「学び」を実施します。
(日本語) さまざまな国のアーティスト、精神医療やケアとアートを繋げる先駆的な学びを活動の主体とする団体関係者を招いたワークショップとレクチャー
(日本語) AITが2001年から開講する現代アートの教育プログラムTOTAL ARTS STUDIES(旧:MAD)では、ケアやアートの専門家を招く講座をはじめ、現代アートの歴史や表現に関わるさまざまなレクチャーを実施しています。皆様からの支援の一部がアートや社会を学びたい若者の奨学金に当てられることで、専門的な知識に触れ、アートの仕事に携わる可能性を生み出します。
(日本語) プログラムが実現する際には、サポートしてくださった皆さんに向けてボランティアやファシリテーター募集のご案内を優先的にお送りします。
(日本語) プロジェクトに関心のある子どもたちの支援団体や支援したい企業のみなさまからも、プログラムの企画・運営に関する相談やご要望を広く受け付けています。
CONTACTよりご連絡ください。
(日本語) 専門家からのコメント
(日本語) 社会的養育にディア ミーの活動は不可欠
(日本語) 今、子どもたちに必要なことは、自分の「好き」「楽しい」を自由に表現し、解放的に行動することが許される環境・空間・人々の肯定的な関わりです。それはまさにディア ミーの活動そのものでしょう。
ディア ミーが提供する「芸術」の思考や表現を活用した学びのプログラムでは、子どもたちの「選択」を周囲の大人達が肯定的にサポートし、子どもたちの自己肯定感を育み、生き方の幅を広げるサポートを実現しています。特に社会的養育下の子どもたちや保護者・養育者には、こうした「こころ」を解放し、温めるようなサポートが必要です。行政は、これまで衣食住などの物理的支援や相談に応じるという定型的サポートを中心に行ってきました。しかし、これからの児童福祉行政の展開を考えるときに、ディア ミーの視点とプログラムが必要となるでしょう。
児童福祉行政に身を置いてきた者として、かつ現在児童福祉・社会的養育の研究者として、行政の社会的養育施策にディア ミーの活動を採り入れていくことを強く推奨します。