国内外の事例から眺める、子どもたちの環境と法の整備

国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチの土井香苗さんに、海外のこどもが置かれてる状況について伺い、より広い視野でこどもの環境を考えます。

海外の事例を知る

生まれた国の制度や枠組み、出会った家族によってその人の一生が決まるとしたら、私たちはどうやって自ら生まれ持った環境から欲しい未来をつくることができるのでしょうか。ニューヨークを拠点に世界90カ国にネットワークを広げ活動する、国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ。子どもや難民を含む人々やマイノリティなど、あらゆる人たちの権利と尊厳を、法を駆使して守る活動をしています。東京オフィスの土井香苗氏を迎え、日本に限らず世界のこどもに関わる事例を紹介しながら、その活動が具体的にどのように国や政策を動かしていくのかお話を伺います。


MAD 2018 子どもとフクシとアートのラボ(4-9月)

アートと子どもと福祉を取り巻く新しい可能性について考えるコースの一環で行われるレクチャーシリーズ。レクチャーと実践を通し、さまざまな環境下にある子どもや若者が主体的に関わる場づくりや新しいアート・エデュケーションの可能性を考えます。AITが2016年に立ち上げたアーティストと子どもが協働するプロジェクト「dear Me」を出発点に、ゲスト講師に児童福祉の専門家や支援者、ソーシャルワーカー、小説家、アーティスト、研究者などを迎え、フクシとクリエイティヴの現場に対するさまざまな考え方、視点、ひいてはアートの可能性について議論していきます。また、実践では、オランダ王国大使館からの協力を得て、子どもや若者、障害のある方々を含む人々とアーティストが協働しアートを通じた先駆的な実践を行う海外の専門家を招き、受講生が子どもたちとアーティストを繋ぐ企画に取り組みます。

アートを見たい、触れたい、考えたいと希望する誰もがアクセス可能な「場」とは何か。一緒に考え、探していきます。

<特徴>
・福祉とアートをつなぐ活動に触れることができる 
・子どもたちや、社会的に弱いとされる立場にある人々を取り囲む環境を創造的に変革する専門家の声が聞ける
・アーティストやキュレーターの活動を通して、新しいアート・エデュケーションの可能性が発見できる
・海外の先駆的な活動を行う実践者との意見交換、ワークショップが体験できる

<こんな方にオススメ>
・福祉、社会、アートに関心がある方
・新たなアート・エデュケーション、学びの場を考えたい方
・子どもやアーティストと相互に想像力を刺激する活動に触れたい方
・ケアの在り方や、子どもとの寄り添い方のヒントを考えたい方 

プロフィール
  • 土井香苗(ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表)
    1975年神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。在学中、当時最年少で司法試験に合格。アフガニスタン難民弁護団などで活躍後、ニューヨーク大学法科大学院に留学し国際法修士課程修了、弁護士資格を取得。2006年、ヒューマン・ライツ・ウォッチニューヨーク本部のフェロー、2008年より現職。紛争地や独裁国家の人権侵害を調査し知らせるとともに、日本を人権大国にするため活動を続ける。主な著書に『ようこそ"と言える日本へ" 弁護士として外国人とともに歩む』(岩波書店、2005年)『巻き込む力』(小学館、2011年)がある。2011年世界経済フォーラムYoung Global Leader (YGL)。朝日新聞紙面審議会第21期委員。 https://www.hrw.org/ja